JBSGROOVEが毎週お届けする新譜系レビュー&プレイリストプロジェクト、それが「JBSGROOVE WEEKLY」。日々リリースされる邦楽の中でとりわけグルーヴィーな、あるいは是が非でもチェックすべき楽曲を、JBSGROOVEならではの視点から厳選してご紹介します。また、プレイリストの内容をもとに、新着楽曲などをレビューでもピックアップ。週ごとにアップデートされるときめきと刺激をお楽しみください。
Apple Music版「JBSGROOVE WEEKLY」
<今週のピックアップ>
清水翔太「Baby I love you so」
サプライズ的にリリースされた、久しぶりの新曲。しかも、「Eclipse」(2011)や「誰より好きなのに」のカバー(2012)などの路線を思わせる芳醇ネオソウルだったので尚のこと目を瞠った次第。節をこねくりまわしながら自由に歌う彼はやっぱり至高。
エドガー・サリヴァン「Silly romance」
二人組ポップユニットの連続リリース第一弾。”ドリーミー”の表現を授けるにふさわしい乙女チックな世界観を主軸としながら、ラウドなエレキギターがものものしく横たわるなどカオスな一面も。Chara好きな人ならきっとピンと来るでしょう。
中津マオ「東京」
1stアルバム『room』の最後を飾るナンバーは、上京した者なら誰もが直面する”理想と現実のギャップ”を歌い上げたミッド。切なさをきめ細かいニュアンスで放出するボーカルも、彷徨える心情を独特のえぐみと共に描き出していてとてもリアル。
Blue Vintage「Back to the Basic」
健康的なギターサウンドと武勇で遊び心のある歌声はまさしくブルビン印。加えて本作では、夢をテーマにしたメッセージ性の強いリリックが用意され、おセンチなスタイルにもいっそうの磨きがかかることに。