JBSGROOVE WEEKLY

新譜レビュー&プレイリスト【向井太一/aimi & Modesty Beats/片寄涼太 ほか】

JBSGROOVEが毎週お届けする新譜系レビュー&プレイリストプロジェクト、それが「JBSGROOVE WEEKLY」。日々リリースされる邦楽の中でとりわけグルーヴィーな、あるいは是が非でもチェックすべき楽曲を、JBSGROOVEならではの視点から厳選してご紹介します。また、プレイリストの内容をもとに、新着楽曲などをレビューでもピックアップ。週ごとにアップデートされるときめきと刺激をお楽しみください。

Apple Music版「JBSGROOVE WEEKLY」

<今週のピックアップ>

向井太一「Last Song」



ベストアルバム『THE LAST』に唯一収録された(セルフカバーを除く)新曲は、勇壮なサウンドのもとで渾身の思いを掲げるミディアムスロウ。本作でキャリアを結ぶ彼にとって決してネガティブな位置付けの楽曲ではないと思うが、その所作はこの7年間に起こったあらゆる感情をさらけ出すように泥臭く、どこか痛々しい。アルバムタイトル含め「LAST」と付けている点しかり、何かと意味深なムカタイである。

aimi & Modesty Beats「(wanna vibe) with you」

主催イベント「STAY READY」の発展も期待されるaimi。久々となるソロ体制での新作は、R&Bを通じてオーディエンスと駆け上がっていく願いを込めた踊れるミドルチューンに。フロアを目掛けたリズムとチャーミングなaimiのボーカルがキャッチーに混ざり合い、R&Bならではの軽妙なヴァイブスが味わえる。

片寄涼太「Dance the life away」

アタック感のあるサウンドの中に光る洒脱なマナー、味わい深い詩的な表現、耳に残る符割り……と、プロデューサーであるstyの流儀があの手この手で炸裂する佳曲。LDHらしいダイナミズムも内包してあるもののここまで現行のstyの音楽性に寄った楽曲は珍しく、それだけで有り難さ満点。

91wine「Lady」

日本人と韓国人で結成された注目クルーが新作を発表。ソファに深く腰を落ち着けた時のようなソフトな安らぎが、個性豊かなボーカルとラップ、そして至極のメロウネスを誇るアレンジによってじっくりと紡がれていく。

 

▼前回のレビューはこちら。

 

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