JBSGROOVE WEEKLY

新譜レビュー&プレイリスト【THE RAMPAGE/Nao’ymt & Marika/遥海 ほか】

JBSGROOVEが毎週お届けする新譜系レビュー&プレイリストプロジェクト、それが「JBSGROOVE WEEKLY」。日々リリースされる邦楽の中でとりわけグルーヴィーな、あるいは是が非でもチェックすべき楽曲を、JBSGROOVEならではの視点から厳選してご紹介します。また、プレイリストの内容をもとに、新着楽曲などをレビューでもピックアップ。週ごとにアップデートされるときめきと刺激をお楽しみください。

Apple Music版「JBSGROOVE WEEKLY」

<今週のピックアップ>

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「Sleepless Lonely Night」

エネルギッシュな楽曲が立ち並ぶニューアルバム『RAY OF LIGHT』。そのエンディングで、本作唯一となるスロウがR&B特有のしっとりとした余韻を演出。ファルセットを積極的に用いるなど、各ボーカリストが持つ表現力の拡張ぶりが窺える意欲作。

Nao’ymt & Marika「朝までまだ時間はある」

ジャパニーズR&Bが誇る至高の名曲「Lil’ GoldFish」を生み出したコンビが15年以上ぶりに共演。淡々と歌い上げるヴァースが徐々に加速度を上げ、躍動芳しいフックへと突入する爽快感たるやじつに感動的。終盤にはこのタッグを待ち侘びたリスナー歓喜のセルフパロディも。

遥海「Don’t want your love」

メジャー1stフルアルバム『My Heartbeat』より、エンパワーメントの具現化とも言えるパワフルな歌声が炸裂するアップチューンを。ファンキーに味付けされたアレンジしかり、良い意味で引っ掛かりを残すメロディしかり、うんと強気でスパイシーな彼女に出会える好作。

Qlama「la la sing a song (feat. hul)」

トラックメイカーのQlamaが将来性豊かなアーティストを迎えて実施している連続リリース最新作。今回は、柔和な歌い回しを得意とするR&Bシンガーhulを招いての哀愁揺れるミディアム。ミニマルな構成ではあるが、ボーカルとアレンジが醸すメロウネスが申し分なくリードして印象。

▼前回の「JBSGROOVE WEEKLY」はこちら

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