JBSGROOVEが毎週お届けする新譜系レビュー&プレイリストプロジェクト、それが「JBSGROOVE WEEKLY」。日々リリースされる邦楽の中でとりわけグルーヴィーな、あるいは是が非でもチェックすべき楽曲を、JBSGROOVEならではの視点から厳選してご紹介します。また、プレイリストの内容をもとに、新着楽曲などをレビューでもピックアップ。週ごとにアップデートされるときめきと刺激をお楽しみください。
Apple Music版「JBSGROOVE WEEKLY」
<今週のピックアップ>
JASMINE「Come & Talk 2 me (feat. Big Joe)」
全20曲以上を誇る大容量アルバム『Re:Me』に収録。dj hondaプロデュースによるトラックはR&B黄金期のタイトかつメロディアスなそれ。JASMINEの美声もうんと艶かしく光る、極上のヒップホップソウル。
Awesome City Club「Life still goes on」
四作目のフルアルバム『Get Set』のリリースを3月に控えるACC。その安定の完成度を今から予感させる本作は、atagiのシャイニーな高音に心躍るギターポップ。どこまでも牧歌的なモードで微笑む歌詞にも注目。
SEPTENI RAPTURES「Got Vision (feat. Shunské G & SNG)」
日本発のプロダンスリーグ「Dリーグ」に参戦するダンスチームの公式ソング。James Brownを彷彿とさせるしゃがれボイスに定評のあるShunské Gと、紛うことなきニュージャックスウィングの熱狂が大胆不敵にドッキング。これぞ、全身を揺さぶるグルーヴ。
菅原信介「ふたりのピント」
アクティブなライブ活動を続ける菅原信介の新曲は、まどろみを誘う甘美なサウンドを敷いたお気楽ソウル。ボーカルと歌詞が織り成す自由なリズムは、飄々とした彼の人となりをそのまま投影したかのような妙味。
macico & おかもとえみ「touch」
相互のチャームを引き出した納得のコラボレーション。気だるく泡立つボーカルワーク、ドラマティックな構成をはじめ胸くすぐる要素のオンパレードだが、とりわけ注目すべきはメロディ。ほのかな愁いを落とし込んだ絶妙なキャッチーさで頭の下がる思い。