JBSGROOVEが毎週お届けする新譜系レビュー&プレイリストプロジェクト、それが「JBSGROOVE WEEKLY」。日々リリースされる邦楽の中でとりわけグルーヴィーな、あるいは是が非でもチェックすべき楽曲を、JBSGROOVEならではの視点から厳選してご紹介します。また、プレイリストの内容をもとに、新着楽曲などをレビューでもピックアップ。週ごとにアップデートされるときめきと刺激をお楽しみください。
Apple Music版「JBSGROOVE WEEKLY」
<今週のピックアップ>
YUKI「NEW!!!」
ジューシーなポップムードが充満する最新アルバム『Terminal』より、とびきりファンキーなダンスチューン。アレンジに、J-R&B界の手練れである今井了介とU-Key zoneをダブル起用。新境地を裏付ける一曲。
Furui Riho「Purpose」
ルーツであるゴスペルと、ヒップホップの要素がピースフルに融合。人間臭い繊細さを伝える伸びやかな歌声は健在。
JO1「Born To Be Wild」
オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の合格者11人で結成された大人気グループ。3rdシングル収録のこの楽曲は、容赦無く移り変わるサウンドプロダクトと各メンバーのボーカルパワーが疾走する清涼ブギー。
Ado「踊」
「うっせぇわ」でおなじみのAdoが、Teddy Loidとのコラボ曲を発表。ラテンのフレイバーをまぶしたドラッギーなEDMサウンドが、持ち前のヒールな節回しによって加速度を上げていく様は圧巻。
杏子「Why Boy」
福耳のメンバーとしても知られるハスキーボイスの女帝、8年半ぶりのフルアルバムに収録。チャレンジ尽くしのラインナップの中、この楽曲では今様のトラップR&Bを遊泳。エレキギターの残響が良いアクセントに。
BuZZ「Love potion」
ライジングプロダクションに所属するミクスチャーバンドが満を持して送り出した、攻撃力の高いディスコチューン。I Don’t Like Mondays.あたりを思わせるチャラさとアーバンなグルーヴが痛快で、ステージ映えが楽しみになる出来。
潮成実「翳り」
なかなかにエモーショナルで骨のある歌唱。その正体は、VTuberならぬVsingerの肩書きを持つ女性シンガーだった。R&Bからの色濃い影響を感じさせるブルージーなトラックの仕上がりも上々。