JAPANESE R&B

【アルバムレビュー】May J. 『ALL MY GIRLS』

現在20歳の新世代R&Bシンガー・May J.のデビューミニアルバム『ALL MY GIRLS』(06.07.12)。
作家・プロデューサー陣にICEDOWN、Nao’ymt、今井了介、UTA、藤本和則ら一流の面子が集結した、ミニアルバムながら実に贅沢な1枚です。

1. MY GIRLS
PVも制作されたリード楽曲。Cheryl Lynnの有名ダンス・クラシック「Got To Be Real」をサンプリングした事でも話題になりました。ICEDOWN作の抜かりない清涼ポップ・トラックに魅了される燦々アッパーチューンです。このPVでMay J.に出会い、「なんてスゴい子が出てきたんや・・・」と驚嘆したのも、記憶に新しいです。

2. MILLION WAYZ
将来のために重要な決断を下そうとしている男女の苦渋のジレンマを描いた、シリアスなダンサー。
May J.自ら書き下ろした女心剥き出しのリリックはもとい、今や大活躍のNao’ymtによる切迫感のあるサウンド・プロダクションが秀逸すぎます。最近では安室ちゃんの「Do Me More」や三浦大知の「Inside Your Head」など、Nao氏はこの手の妖しい楽曲作らせたら右に出る者はいません。

3. Baby Close Your Eyes
スパニッシュギターの音色が楽曲の世界観を決定付けている、ことごとくメランコリックなダンスホール風ナンバー。プロデュースはCHEMISTRYの「PIECES OF A DREAM」で一躍その名を馳せた藤本和則氏。藤本氏の作品はアルバム楽曲で映える事が多いと思っていて、実際この曲も、アルバム中でその艶っぽい存在感を強く見せ付けております。

4. Good Tymez
今井了介とUTAのTiny Voice Productionsコンビが送る、クラシカルな趣をビンビン放つキラキラフロア・ナンバー。メロウな音使いと渋いビートの取り合わせがいい感じ。

5. DESTINATION
Amerieの「1 Thing」を彷彿させる南米臭いリズムループと、野心的なリリックにテンションが上がる前のめり系ミッド・アッパー。シャウトやフェイクも、アルバム中最も力が入ってる印象です。

6. Thanx
タイトルどおり感謝の思いを音楽というフィルターを通して真摯に伝えるしっとりミディアム。
これまでの5曲とは一線を画す柔らかな筆致のリリックに元気をもらいます。プロデューサーは、AIの「Story」などで知られる2 SOUL。

7. Baby Eyes(MA$AMATIXXX Dancehall Mix)feat.KEN-U
後にPVも制作された③のコテコテダンスホールMix。客演には「ド~コ~ドコ~」でお馴染みのレゲエシンガー・KEN-Uを迎え、合間合間で熱っぽいフロウを披露しています。

以上全7曲。May J.のまだあどけない魅力と、錚々たるメンツによるプロデュース・マジックが巻き起こす、縦横無尽なコラボレーションアルバムです。今のメインストリームのR&Bが好きな方垂涎の1枚になってると思うので、未チェックの方は是非チェックを!

『ALL MY GIRLS』(Amazon)

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