JBSGROOVEが毎週お届けする新譜系レビュー&プレイリストプロジェクト、それが「JBSGROOVE WEEKLY」。日々リリースされる邦楽の中でとりわけグルーヴィーな、あるいは是が非でもチェックすべき楽曲を、JBSGROOVEならではの視点から厳選してご紹介します。また、プレイリストの内容をもとに、新着楽曲などをレビューでもピックアップ。週ごとにアップデートされるときめきと刺激をお楽しみください。
Apple Music版「JBSGROOVE WEEKLY」
<今週のピックアップ>
向井太一「TRUE YOU」
「BABY CAKES」「99′ feat. CrazyBoy」に続くT.Kura/michico提供楽曲。SNS社会を踏まえ、「いいじゃん(そのままで)」と真摯にメッセージを送るアーティストは少なくないが、竹を割ったような言い回し(michico様様)やパートごとに表情を使い分ける向井のボーカルを聴くにつけ、あくまでもキャッチーに攻めたい意図がすこぶる伝わってきて好感。身体揺らしておけばおのずと分かる、的な。
おかもとえみ「sweet moratorium」
TBS深夜ドラマ『スイートモラトリアム』のOPテーマとして書き下ろされた楽曲。恋愛における甘酸っぱい逡巡を表すように、行ったり来たりを繰り返すメロディ構成がなんとも可愛らしい。曲調は、これまたおかもとえみの”らしさ”が映えるメロウなチルポップで、昼下がりでも深夜でも、ちょっと感傷に浸りたいタイミングのお供としてこれ以上ないちょうど良さ。
三浦風雅「Story」
2021年にメジャーデビューを飾った男性シンガーソングライター。路上ライブをルーツに持ち、今年に入ってからはRyujaらの関与もあってR&Bを軸にした音楽性に本格シフト。中でも本作は、素朴なサウンドと都会にいるがゆえの哀愁を携えた歌詞が手伝って、じわじわと琴線を刺激する優秀なアコースティック・ソウルに。やや掠れ気味なファルセットも良い味出してます。
Sala「Ctrl Z (feat. Foi)」
若手女性シンガー同士のシルキーなコラボが実現。ふくらかなテクスチャを有するSalaと、ある種のあどけなさがチャームポイントのFoi。一見すると対極に存在していそうな声質が、冷静に映し出される青春のプレイバックを介してなめらかに溶け合う。スマホではなくPCの用語を持ち出すことで、妙なノスタルジーが生まれている点にも注目したい。