JBSGROOVEが毎週お届けする新譜系レビュー&プレイリストプロジェクト、それが「JBSGROOVE WEEKLY」。日々リリースされる邦楽の中でとりわけグルーヴィーな、あるいは是が非でもチェックすべき楽曲を、JBSGROOVEならではの視点から厳選してご紹介します。また、プレイリストの内容をもとに、新着楽曲などをレビューでもピックアップ。週ごとにアップデートされるときめきと刺激をお楽しみください。
Apple Music版「JBSGROOVE WEEKLY」
<今週のピックアップ>
aimi「Lovesick」
block.fmのパーソナリティを務めるなど、この一年で躍進を遂げたaimiの新作は、エレキギターの甘美な音色が香り立つShingo.Sプロデュースのミッド。恋に翻弄されるホットな心情を、世にも艶かしい歌唱で鮮やかに描き出した佳曲。
泉 亮「Stereotype」
北海道を拠点に活動するシンガーが8年ぶりとなるフルアルバム『Life is a song』を発表。メランコリックな手法で彩られたそれは言わば、”安心して浸れるR&B”。混沌した現代へ投げかけるシリアスなメッセージも、聴く人の心を着実に動かすはず。
Crystal Kay「ひとりじゃないから」
映画『ダンシング・マリー』のテーマソング。岡嶋かな多、UTAら磐石の面々を迎えて制作されているだけあり、メロディやサウンドから感じ取れる普遍的なムードが絶品。Crystal Kay×爽やかポップスの黄金式、ここに極まれりと言ったところ。
Ariji Joe「それから (feat. Neggy)」
ネオソウルやジャズなど、あらゆるブラックミュージックにインスパイアを受けたとされる注目のシンガーソングライター。同じく新鋭の存在であるバンド、ChapmanからNeggyを招き、2nd EPの中でもひときわリラクシーなナイストラックを完成させた。
Night Tempo「Wonderland (feat. BONNIE PINK)」
昨今のシティポップブームにおける重要プロデューサー、Night tempo。メジャー初となるアルバムに先駆けて送り出されたのは、J-POPの”オシャレ”を体現するBONNIE PINKフィーチャーの清涼エレクトロ。古今の感覚を詰め込んだときめきの世界観は唸るほかなし。