JAPANESE R&B

Junear 『amazing love』

日本人離れした幽遠な声質を持つソウルシンガー・Junearの配信限定アルバム『amazing love』をレビュー。彼と言えば、先日レビューしたCIMBAの「香水 PartⅢ」をはじめとする客演活動やライブハウスでの圧倒的なパフォーマンスで、このブログを見て下さる方にとってはお馴染みの存在かと思います。そんな彼の初となる自身名義の音源作品は、iTunesチャートでも好成績を上げているだけあって、なかなかの出来栄えです。

収録曲は、タイトルトラックにして、彼の懐の深いボーカルを心行くまで堪能出来る勇壮バラッド①『amazing love』、オートチューンと持ち前のハスキーなファルセットで、涼しげなフロアライクサウンドを乗りこなした②『break out』、ギターのストローク主軸のカントリー味溢れるサウンドを広げた透明感あるナンバー③『glory days』、愛する人に「君は僕の天使だった」と後ろ髪引かれつつも別れを告げる珠玉のスロー④『say goodbye』、そして古き良きネオ・ソウルの情趣を目一杯汲み取った、彼の華麗なる節回しにも注目のラブソング⑤『君といれば』の全5曲収録。

凛と張り上げるボーカルから大人しくなぞるボーカルまで、表現力もさることながら、彼の根底から沸き立つ奥床しくソウルフルな「声」にはつくづく頭が下がります。③なんかはちょっと異色ですけど、慣れてしまえさえすればこっちのものです。どうせならフルアルバムに仕様にして、もっともっと浴びせて欲しかったなぁ。

ちなみに彼ですが、現在自身のブログで、「ありがとうのかわりに100曲歌います!!」なるカバー企画を実施中。
故・Michael JacksonやGinuwine、Joeといった海外のアーティストの楽曲を意欲的にUPしているんですが、これがどれも個性振りかざしまくりですげぇ良い! 中にはNickelbackなんていう変化球もあるので、いつも楽しみながら拝見させてもらってます。

Junear『amazing love』(2009/10/07)
1. amazing love
2. break out
3. glory days
4. say goodbye
5. 君といれば

関連記事

  1. 天上智喜 『Dear…』 実力派ガールズグループのミニアルバム
  2. URATA NAOYA 『TURN OVER』 豪華布陣が参加したソロデビュー作
  3. MIHIRO 『My Way』
  4. 【アルバムレビュー】福原タカヨシ 『ETERNAL PRESENT』

新着エントリー

おすすめ記事

  1. 【R&B中心】倉木麻衣の”カッコイイ”おすすめ曲11選
  2. 【R&B中心】CHEMISTRYのカッコイイおすすめ曲20選
  3. Ms.OOJAの”カッコイイ”おすすめ曲特集【メジャーデビュー10周年】
PAGE TOP