◆倉木麻衣 『24 Xmas Time』
まずは倉木麻衣の新作。グルーヴ溢れるミッド・トラックのM-1は、HIP HOP界からKEN-RYWがゲスト参加した軽やかなクリスマスナンバー。ただでさえラッパーと絡む事がほとんどない彼女の客演相手がKEN-RYWとは、なかなか面白い組み合わせだなぁと。M-2「All I want」は、しなやかなメロディーにうっとりする王道クリスマス・バラード。更に通常盤には、R&B濃度が高めに設定されたM-1のRemixを収録。
◆w-inds. 『CAN’T GET BACK/Everyday』
お次はw-inds.。今回は「踊るw-inds.、歌うw-inds.」というコンセプトのもと、2曲のA面曲を用意。まずM-1「CAN’T GET BACK」は、”踊る”には持ってこいなシンセ大活躍のエレクトロ・ダンスチューン。久々にクールさを前に打ち出した楽曲とあって、俺の中では「IT’S IN THE STARS」以来のヒットになってます。M-2「Everyday」は、”歌う”事に重きを置いたキャッチーなミディアムナンバー。Bridgeでは透明感あるファルセットも聴けますよ。
◆伊藤由奈 『恋はgroovy×2』
お次は伊藤由奈の新作。M-1は、忘年会やクリスマスなど、何かとイベントごとの多いこの時期に重宝しそうな、ラテン系ノリの骨太パーティーチューン。とにかくサビでの「グビグビ」というフレーズの中毒性が高く、一度聴いただけでも頭から離れなくなると思います。 それにしてもここ1年ぐらいで彼女の歌唱力が格段に上がったような気がするのは俺だけかなぁ。 こないだのMステのパフォ見て、あまりの迫力にビックリしてしまいましたw M-2「真冬の星座」は、HIP HOPユニット・TATE&MARKIEのMARKIEが手がけたメロディアスなミディアムスロー。
◆JUJU 『素直になれたら feat.Spontania/I can be free』
CDセールスのみならず着うたでも空前の大ヒットを記録した「君のすべてに」のアンサーソングとして満を持してドロップされたM-1は、その「君の・・・」同様、恋人同士のすれ違いからくるやりきれなさを女性視点で綴った切ないナンバー。対照的にM-2「I can be free」は、亀田誠治をプロデューサーに迎えたエッジーなロックチューン。いや~爽快です。M-3「『ひとりじゃない』」は、蓋を開けてみればなんと、彼女の代表曲「奇跡を望むなら・・・」の別Ver.。いつまでこの曲引っ張るつもりなんだろう。