歌姫ブームの黎明期にあたる1998年に発表された露崎春女の代表作。ニュージャックスウィングの系譜を汲んだ表題曲の「Believe Yourself」、同じくT.Kura/michico制作による大人の切なミドル「誰でもなくて」の2曲は文句なしに素晴らしいとして、その後もハウス調のトラックに颯爽とまたがったり、バラードにおいて職人芸とも言える伸びやかなヴォーカルを聞かせたりと、女王の貫禄を遺憾なく発揮。オリコンTOP10入りのスマッシュ・ヒットを記録したのも頷けます。また、「Heaven help」や「One summer day」では90年代特有のアーシーな曲調を楽しむこともでき、一思いに時代を懐古するにはあまりにも打って付け。
露崎春女『Believe Yourself』 (1998/8/26)
1. Believe Yourself
2. 誰でもなくて
3. Give me your Love
4. Let`s get together
5. End of Eternity~永遠の果て~
6. もう二度と…
7. Heaven help
8. Tender Trap
9. Feel so real
10. One summer day
11. You`re the One
12. Little Wing