デビューシングル『Always』がスマッシュ・ヒットを記録したものの、その後右肩下がりで売り上げが低迷した男性ボーカリスト・光永亮太のミニアルバム『COLORS OF LIFE』(2007/12/19)。元Def TechのMicroとコラボしたリード曲を含む全5曲を収録しています。
1. Believe in Love feat.Micro
元Def TechのMicroとのコラボ作。2人はMicroのソロ作『Laid Back』内で既にコラボしており、競演は2度目になります。『アイビリーバビリーバビリー』と2人がユニゾンする軽やかなHookが印象的なジャワイアンレゲエナンバーで、Microの放つ音楽性を力いっぱい吸収した、光永にとっていい刺激になったであろう楽曲です。
2. Key of Love
光永が得意とするオーソドックス指向のミッド・アッパー。作・編曲に村山晋一郎を迎え、ポップさの中に少しばかし含まれたブラック・エッセンスが憎いです。
3. Magic
こちらは作詞を光永、作・編曲を村山晋一郎が担当した麗しいバラード曲。「いつか君が」「君が好きだから・・・」などのシングル曲に引けをとらないほどの美メロを、甘い節回しで歌い上げています。
4. Addiction
刺々しいストリングス・フレーズが疾走感を助長するラテン風ナンバー。
派手なトラックの割に、メロディーラインの起伏が異常に少ないのが、寧ろミソなポイントといえそうです。
5. ワンダフルデイズ
ラストは音やボーカルから温かさが滲み出ている和やか風情のミディアム。
今は離れてしまっている大切な仲間を思う歌詞は、卒業シーズンにピッタリです。
以上、全5曲。
人気が低迷してからも着実に成長を遂げていた彼の実力がよく把握出来る1枚です。
今でも彼の音楽は好きでよく昔のを聴くんですが、ボーカルが今とは全然違うんですよねぇ~こっちの方が柔らかい感じ。