デビュー10周年／2011年デビュー
・板野友美（1月）
・Happiness（2月）
・Ms.OOJA（2月）
・8utterfly（3月）
・フェアリーズ（9月）
・LUVandSOUL（10月）※新体制で活動再開。
・E-girls（12月）
前年のAKB48大ブレイクにあやかってか、2011年はアイドルとしての機能性も備えたボーカルグループが続々と台頭。中でもFairiesとE-girlsは、一線級のアーティストを多数抱える芸能事務所の出自で、独特のフォーメーションによるスタイリッシュなダンスは早々と注目を集めることに。
また、1997年に結成されたLUVandSOULにおいては、およそ7年の沈黙を破ってオリジナルメンバーのKENTAと新メンバー4人による体制で活動を再開。以降はメンバーの変更など紆余曲折を経て、2016年にはおよそ12年ぶりにオリジナルメンバーが全員集結し、再スタートを決めている。
デビュー5周年／2016年デビュー
・NakamuraEmi（1月）※メジャーデビュー
・フレンズ（4月）
・TOKYO CRITTERS（5月）
・RIRI（6月）
・Nulbarich（6月）
・Sky’s the Limit（8月）※メジャーデビュー
・MALIYA（8月）
・Flowback（9月）※メジャーデビュー
・iri（10月）※メジャーデビュー
・THREE1989（10月）
・kiki vivi lily（10月）
・向井太一（11月）※メジャーデビュー
2016年はご覧の通り、今をときめく人気者たちが続々と初作を発表し、世間へと飛び出していった正真正銘の当たり年である。ストリーミングサービスの発展などで作品発表におけるハードルが下がったことで、音源をリリースするニューカマーはこの年を皮切りに飛躍的な増加を辿ることになった。
ソロシンガーではNulbarich、RIRI、iri、向井太一などの登場が特筆。彼らはいずれも、その実力をフルに費やし、R&Bやアーバンポップシーンで着実に存在感を高めていった猛者たちだ。
バンドやユニットも負けてはおらず、おかもとえみを擁するフレンズやTHREE1989が現れたときのインパクトは今でも忘れられない。THREE1989に関しては今月ちょうどメジャーデビューが達成されるので、むしろここから先が大きな転換期と言えるだろう。
それぞれが向き合う2021年の節目がどんな模様を描いていくのか、引き続き注意深くチェックしていこうと思う。
