026:Ayumu Imazu「Tangerine」
ディスコファンクのおきゃんなノリと、スコンと抜けるサビから溢れ出る圧倒的なエネルギー。サンセットの雰囲気を連れたラストの転調の頃には、脈々と受け継がれるダンスポップの頂を見たような爽快感に身が震えます。伸びしろ豊かなAyumu Imazuだからこそ映えに映えた芸当ではないかと。
027:Kona Rose & FOFU「Come Close To Me」
028:藤井 風「grace」
029:iScream「夢色Tear Drops」
030:Mori Zentaro & MALIYA「Escape」
031:LMYK「Square One」
032:BananaLemon「New Moon」
033:NOA「It Ain’t Over」
034:WASABi「十人十色 (feat. YOUNG FREEZE)」
チルアウトやインドアの文脈から、気楽に横揺れできるローファイポップが続々と登場した2022年。シンガーソングライター、ビートメーカー、イラストクリエイターの3人組である彼らもまた、アットホームかつダンスフロアにも対応しうるナンバーを積極的に発表。この素直なユルさこそ正義。
035:手島章斗「SUITS」
036:ELAIZA「Catch Up SANTA」
037:BE:FIRST「Bye-Good-Bye」
038:宇多田ヒカル「BADモード」
およそ3年半ぶりとなったアルバム『BADモード』のオープニングにして、同作へのボルテージ上昇に大きく寄与したキラートラック。ゴージャスな生演奏が彩るは、かけがえのない存在を心の底から労る純真無垢なメッセージ。ブラスが優雅に加速する後半の転換は、本作での彼女を象徴する”遊び感”が詰め込まれた名パート。
039:aimi「Chosen One」
040:サカナクション「月の椀」
041:ソウルベイベーズ「わからんベイベー」
042:ILU GRACE「DRESS CODE」
043:SIRUP「BE THE GROOVE」
044:LAGHEADS「Simple Song (feat. HIMI)」
045:YAMORI「フレア feat. HIRO」
ヒューマンビートボックスが刻む不穏なリズムと、低音主体の歌声が映し出す深淵たる闇。「タマムシイロ」の時分のようなほっこりとしたイメージを持って挑むと間違いなく面食らう魅惑のメランコリー。
046:Perfume「Spinning World」
047:U-Key zone & 宏実「Midnight Flight」
名コンビの本領発揮、そして面目躍如。緩急凄まじいじゃじゃ馬のようなトラックを、手練れのパイロットさながらに乗りこなす宏実の気高さよ。
048:Bleecker Chrome「Four Seasons」
049:竹内アンナ「一世一遇Feeling」
050:松下洸平「KISS」
80’sシティポップへの大いなる憧憬を潜ませ、恋が成就する前のときめきを松下洸平がうんと爽やかに歌い上げる。2022年の彼はアルバムも含め一段とグルーヴ構築に熱心で、見逃せない存在でした。