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ライブレポート『DOUBLE BEST LIVE “WE R&B”』

LIVEは19時10分ごろ開始。会場が暗転し、バンドメンツが会場を盛り上げた後、壇上からDOUBLE御大登場!スーツにハットというジェントルスタイルで、手始めに「Wonderful」「Destiny」を熱唱。生TAKAKOを拝むのは初めてなんですが、とにかくオーラが圧倒的でした。「フルボリュームなLIVEになってると思うんだけど、ついてこれるー?」とオーディエンスを煽った後、フロアチューンを立て続けに披露。「You Got To」では椅子を用いたスタイリッシュなダンスにも挑戦してました。そして今回の公演から特別ゲストが登場すると前置きした後に現れたのは、「ジンジキザンザ♪」でおなじみのAk’sent!2人でコラボ曲の「We International」を軽妙に掛け合いました。そしてTAKAKO嬢が衣装チェンジに入ったところで、Ak’sentのソロショーケース開始!シーンを席巻した「Zingy」と新曲「Losing Control」をメドレー形式で披露してそそくさと退散されましたw 小柄ながらパワフルなフロウに終始釘付けでした。

そして再び暗転し、バックスクリーンに砂漠が映し出されると、舞台袖からなんと神輿?に担がれてTAKAKO嬢登場!衣装はサリーを意識した露出度高めなエキゾチック仕様で、アルバム「Reflex」収録の2曲を披露。そして再度衣装チェンジした後、俺が大好きな「Souljah」を歌ってくれました。衣装はさきほどとは打って変わり、デニムのサンバイザー・ピンクのパーカー・ショートパンツといううんとポップなもので、めちゃ②可愛かったっすw そして「今年はまだ海に行ってないから行こう!」「せっかくなんで一緒に行く人呼んでくるねー」と言ったので、一瞬「VERBAL来るか!?」って思ったんやけど、舞台袖からスタッフが押して動くハリボテの車にダンサーと同乗して登場し、「SUMMERTIME」へ。 なんかいろんな意味で裏切られる演出でした(笑)。そして公演はメロウ・タイムへ。スリット入りの純白ドレスを纏った彼女は、ジュディオング顔負けの神々しさを放ってましたw 「SPRING LOVE」やToni Braxtonはのカバー「Breathe again」は相変わらずすばらしかった!そして椅子に腰掛けながらのネット投票1位楽曲「Okaeri」をしっとり歌唱。まわりには感極まって泣いてる人もいはりました。

4回目の衣装チェンジを終え、チャイナドレスで登場した彼女は、クラシック盤「Crystal」収録のナンバーを次々メドレーで披露。中でも「Shake」はやっぱり盛り上がりました。振り付けも相変わらず無機質でサイコーw そしてラテン意識のカラフルな衣装で再度登場し、クライマックスに向けてHOTなアッパーを連発します。本編ラストの「ROCK THE PARTY」ではハーフ男性とサルサダンスを披露。

と、そんなこんなで本編は終了。約5分後の1回目のアンコールでは、安室ちゃんとのコラボ「BLACK DIAMOND」をTAKAKO1人で披露。「安室ちゃんはいないけど、ダンサーがキャットスーツを着てくれて、いいものになったでしょ?」みたいな事言ってました。そして「この曲は会場の皆さんとコラボするための曲」と言い放ち、名曲「Rollin’on」へ!お察しのとおり、Hookでの「アーアーアー」は俺ら観客の役目でしたw
そしてまさかの2ndアンコールでは「BED」「残り火」をうまく繋いで連続歌唱。特に「残り火」は個人的に元カノが好きでよく歌ってた曲だったんで、変に胸を打たれてしまいました。そして「ありがとー!」と連呼し一礼した後LIVEは終了。だったんですが、退散直前に大物ドラマー・John Blackwellが会場にドラムスティックを投げてて、TAKAKO嬢にも「ドラムスティックを会場に投げて」みたいに指図してたんですよね。んで若干困惑しつつも何度か投げてたんですが、そのラストスロウが思いっきり低空飛行して観客の一人に直撃! TAKAKOさん必死に「大丈夫?」「これからもファン続けてくださる?」「オーマイガー!」と見事に気が動転してましたw 俺も近くにいたからガチでビックリした(笑)。

とまぁそんなハプニングもありつつ、約3時間・衣装チェンジ計7回に及ぶ非常にエンターテインメント性の高い巨編LIVEでした。友達いわく「DVDを見てるようだった」。

次々と繰り出される名曲のオンパレードに感動しきりで、やっぱり彼女の残してきた10年間の軌跡は並々ならないものやなぁとつくづく痛感したLIVEでした。ただちょっと残念だなぁと思ったのが、彼女のダンス。PVなんかで見ても思ってたんですが、イマイチ覇気というかキレがなくて何かやりきれなかったっていう。あと地方なんで無理もないですが、客演がAk’sent一人っていうのも何か物足りなかったな。まぁ歌や演出は素晴らしかったんで全然いいんですけどね。

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